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- 創業30周年 SOUTIENCOLデザイナー三浦が語る
夢の始まりは恵比寿南の小さなオフィスからでした。
すぐにアパレルとはいかず、VAN JACKETのトラウマがまだ残っていた。
契約でデザインの仕事をしながら、陶器のギャラリーもしていた。
デザイナーをしながら、陶芸作家が居を構える山奥までセレクトに行ったりもしていた。(これも生来の寄り道好きが高じて)
その後SOUTIENCOLブランドをリリース。本格的にアパレルになった。
夢が現実になり、楽しい一時期でもあった。今でもその頃の得意先とは続いていて、毎日店を開ける前に立ち寄って商品を選んで持って行った。
デザインは銭湯などのブログでも紹介しているが、銭湯の湯に浸かりながら次々とデザインが湧いてきたのを覚えている。
根っからの洋服魂は消えることなく増々燃えていった。
当初は、デザインから生産オペレーション、商品の出荷まで一貫して一人でこなし、外注の型紙も気に入らなければ夜中まで修正にあたっていた。
仕事のスタンスは今も変わらないが、この頃が一番ハイテンションだった様に思える。
順風満帆に今まで来た訳ではない。バブル期は事務所と社員が増えすぎたり、直営店舗の失敗などがあり、また5〜6年前まで3度に渡り、シャツ工場から、いつまでも生産ロットが少ないとか、縫製基準がキビシイとかで取引中止の勧告を受けて、これまでかと思った時期もある。
創業当初からの理念をそのままに。40周年を目指して奮闘中。